ファーマライズホールディングス(2796・JASDAQ スタンダード)

2011/08/08

業績順調、今期は20%営業増益を予想
JASDAQアナリストレポート・プラットフォーム<アップデートレポート>
(株)QBR 真下 弘司

■11年5月期の連結営業利益は52%増
11年5月期の連結業績は、売上高が10年5月期比15%増の268億円、営業利益は同52%増の15億円となった。主な増収要因は、09年に実施したM&A効果、札幌医薬品モール(10年8月取得)による収入増加、既存店の売り上げが順調に推移したこと。業容拡大により人件費等は増加したものの、増収効果と技術料収入拡大で原価率が改善、スケールメリットを生かした仕入・物流の効率化や、事業会社別の管理統制による経営効率の改善もあり、5割を超える営業増益を達成した。11年5月末のグループ調剤薬局は期初から7店舗増の162店舗(直営160店舗、フランチャイズ店2店舗)。

■年10店舗程度の新規出店を前提に増益基調が続くと予想
QBR予想の12年5月期の連結業績は、売上高が前期比8%増の290億円(会社計画は284億円)、営業利益は同20%増の18億円(同16億円)。調剤報酬点数の高い地域医療(在宅医療・施設調剤)の推進や、後発医薬品に積極的に取り組むこと(後発医薬品調剤体制加算を取得)で収益構造が改善、売上高・利益とも会社計画を上回る水準を予想する。新規出店は会社計画と同じ10店舗(年間売上高1.5億円程度の店舗を想定)を見込んだ。続く13年5月期は、売上高が12年5月期QBR予想比6%増の308億円、営業利益は同11%増の20億円とする。12年4月に予定されている薬価引き下げや調剤報酬改定は懸念されるが、既存店は同1~2%程度の増収を、新規出店は10店舗(年間売上高1.5億円程度の店舗を想定)を見込んだ。なお、M&Aに関しては会社計画・QBR予想とも織り込んでいない。

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