ユビキタス(3858・JASDAQスタンダード)

2013/04/05

高速起動で収益計上~今後は業務提携効果にも期待
アップデートレポート
モーニングスター㈱ 藤井 知明

四半期ベースでは13年3月期3Qは損益が改善
13年3月期3Q累計(12年4~12月)の非連結業績は、売上高が646百万円(前年同期比1.8%減)、営業損益が34百万円の赤字(前年同期は67百万円の黒字)。ただ、分野別では高速起動分野が大幅な増収。車載機器向けで量産ロイヤルティが一括計上された。ゲーム分野も想定に比べると堅調。一方、ネットワーク分野のうちデジタル家電関連は低調に推移した。利益面も、売上高が減少した一方で、人件費や経費が増加し、営業損益以下で赤字となった。
ただ、四半期別の業績でみると、1Qは売上高が138百万円、営業損益が72百万円の赤字だったのに対し、2Qは売上高が256百万円、営業損益が15百万円の黒字となり、3Qも売上高が252百万円、営業損益が23百万円の黒字。2Q以降は損益が改善傾向にある。

13年3月期の会社計画は未達の可能性も
13年3月期の非連結業績は、売上高は900百万円(同1.7%減)、営業損益は55百万円の赤字(前年は63百万円の黒字)と会社側では予想している。しかし、ネットワーク分野については、3Q累計の売上高が通期予想の53.6%の達成率にとどまっており、計画達成には不安が残る。このため、モーニングスターでは、13年3月期の非連結業績予想は売上高が850百万円、営業損益が100百万円の赤字と、前回予想を据え置いた。
続く14年3月期の業績予想についても、村田製作所との資本・業務提携など、今後の業績拡大に繋がりそうな動きは多いが、現時点では保守的に予想している。

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