ディーブイエックス(3079・JASDAQスタンダード)

2013/03/11

循環器系医療機器の販売会社として急成長中
ベーシックレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 杉山 勝彦

不整脈関連機器から虚血関連機器に展開
輸入品を主とする心臓疾患系医療機器・器具の販売会社。(1)ペースメーカーなど不整脈疾患関連製品を、主に海外メーカーの日本法人から仕入れ、代理店として医療施設に販売する不整脈事業と、(2)主に海外メーカーの総代理店として、自動造影剤注入装置など虚血関連製品を直接輸入して、代理店経由により医療施設に販売する虚血事業、の2事業を展開する。医師との対話と症例のデーターベースが武器。2年ごとに見直される償還価格(保険適用価格)の引き下げの影響はあるが、営業網の拡大と新製品の導入によってカバーし、成長を続けている。

エキシマレーザー治療システムなどの普及に注力中
売上高の82%が不整脈関連製品で、徐脈を治療するペースメーカー、頻脈を治療するICD、心不全用のCRT-D、治療用アブレーションカテーテルなどの電極カテーテルが主力製品。他方、売上高の約15%を占める虚血事業は、自動造影剤注入装置を主力に、エキシマレーザー血管形成システム、血管処置用バルーンカテーテルなどで構成される。不整脈関連製品は、償還価格引下げの影響が大きく、売上総利益率は10%台だが、虚血関連製品の売上総利益率は40%近い高水準。このため、同社は、不整脈事業の販売活動を活性化する一方、虚血事業の拡大に注力中。

好業績が続く見通し
2013年3月期の1-3Q累計業績は、償還価格の引き下げの影響が懸念されたものの、不整脈事業、虚血事業とも主力製品が好調に推移、販売エリアの拡大と販管費の圧縮に奏功した結果、前年同期比13.4%の増収、同26.7%の営業増益になった。2013年3月期の通期業績については会社側の計画およびTIWの予想を達成できる可能性は大きいと、TIWでは判断する。来期以降も業績成長に大きな不安材料は見当たらない。

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