トランザクション(7818・JASDAQスタンダード)

2013/03/04

企画・デザイン・品質管理に強みを持つファブレス企業
ベーシックレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 藤根 靖晃

コアのビジネスモデルに強み、機能別分社体制
同社グループ(同社並びに子会社6社)は、一般雑貨製品、エコ雑貨製品、ヘルスケア&ビューティ雑貨製品等の製品において企画・デザインから生産委託・品質管理・販売まで一貫して手掛けているファブレス企業である。グループ各社は、企画・開発、設計・デザイン、生産委託・品質管理、アッセンブリ・印刷・加工など機能的に分社化され、グループ間の効率性、シナジー発現を高めることを狙いとしている。生産に関わるノウハウやリソースを共有しつつ、受注生産であるカスタムメイド製品と自社オリジナル製品の両方を手掛け、リスクを抑制し、多岐にわたる製品分野の展開を可能にしている。

円安への対応策を早急に実施
昨年11月からの急激な円高に対して、同社は短期的には為替予約で対応しており、定番品に関しては8月までの仕入れの75%以上に対して予約済み。別注品(カスタムメイド製品)に関しては、発注がなされた時点で個別にヘッジを行っている。2月のカタログ切替時に定番商品を新製品に切り替えることによって価格転嫁を図ってゆく。

2013年8月期は会社計画の過達が期待される
13/8期1Q業績は、売上高2,434百万円(前年同期比+10.1%)、営業利益231百万円(同+54.2%)と好調に着地。営業利益は2Q累計の計画に対して81.9%の進捗率。円安による利益の目減りの可能性(4,000万円程度)を考慮しても2Q累計計画は達成できると考える。また、下期は12/8期においてオリジナル製品の不振から計画を下回った反省から利益面で控えめな計画となっており、計画を過達すると考えている。14/8期以降も東南アジアやインド・パキスタンなどへの生産シフトを奨めることによる原価低減と販管費の増加を抑制することによって営業利益率の向上が期待できる。

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