サムティ(3244・JASDAQスタンダード)

2013/02/15

13/11期業績はV字回復見込み
ベーシックレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 堀部 吉胤

近畿地盤の資産保有型ディベロッパー
近畿地盤の中堅不動産ディベロッパー。大阪を中心にレジデンス、オフィス、商業施設など賃貸資産をバランス良く保有し、安定的な賃貸収入で固定費、支払利息を賄いながら、再生流動化や開発流動化による売却益を追求している。近畿圏をベースに福岡、北海道、東京などへ事業エリアを拡大中。
日銀の追加金融緩和による資金調達環境の一段の改善を受け、再生流動化だけでなく開発流動化を積極化。格再開している。燦アセットマネージメントを買収し、ファンド運用事業に再参入。

13/11期業績は期ずれと投資分譲の急増などで急回復へ
12/11期は予定していた大型商業施設3物件、約100億円の売却が期ずれとなったことから、経常利益は計画の15億円に対しわずか1.8億円(前期比85.6%減)にとどまったが、固定資産売却益9.0億円、法人税負担減などでカバーし、純利益は概ね期初計画線を確保した。
13/11期業績は、期ずれになった3物件のうち2物件の売却を見込むほか、投資用マンションの計上戸数の急増、リーマンショック後、初となる開発流動化案件(自社開発の賃貸マンションの1棟売り)の売却が2棟予定されていることなどからV字回復見込み。会社の営業利益予想は35億円だが、再生流動化案件の売却益の想定が保守的とみられ、小幅の上振れを予想する。

14/11期業績の急反落はないだろう
14/11期は大型商業施設や開発流動化案件の売却益の反動減が懸念されるところだが、12/11期からの期ずれ案件のうち1件は当期に売却になりそうなことや、投資用マンションの計上戸数がさらに小幅に増加しそうなこと、不動産賃貸事業が漸増となりそうなことなどから大幅な反落はないだろう。今後の再生流動化案件の仕入れの進捗の如何にもよるが、概ね13/11期並の業績を確保できると考える。

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