ワッツ(2735・JASDAQスタンダード)

2013/01/22

1Qは新規出店、販売ともにほぼ想定通り。2桁営業増益
リサーチノート
㈱QBR 堀内 敏成

13年8月期1Qの連結業績はほぼ想定通りの推移
同社の13年8月期第1四半期(12年9月~11月、1Q)の連結業績は、売上高102億円(前年同期比1.9%増)、営業利益5.5億円(同12.5%増)、純利益3.4億円(同7.4%増)であった。新規出店が順調に進んだほか、直営既存店売上高は同0.2%減少と会社側の通期計画(前期比横ばい)にほぼ沿った推移。利益率の高い直営店の増加などに伴う売上総利益率の改善、経費の抑制などの効果もあり、2桁の営業増益を確保した。1Qの業績について会社側は、「ほぼ想定通り」としている。

新規出店は33店舗、会社社内計画を1店舗上回る
1Qの新規出店(100円ショップ直営店)は33店舗とほぼ会社社内計画(32店舗)通りに進展した。閉店はFC2店舗を含む7店舗(同8店舗)。2Qに入り12月単月の出店も7店舗と順調だ。13年8月期の年間新規出店に関し会社側は103店舗(閉店38店舗)を計画している。同社の出店は食品スーパーの雑貨コーナーなどへテナント出店する形式が主体。同業の100円ショップ大手との物件を巡る競合も少なく、引き続き順調な出店が続くものと予想する。

直営既存店売上高は前年同期比0.2%の微減
1Qの直営既存店売上高は前年同期比0.2%減少。前期に続き、客数の増加(同1.3%増)が客単価(購入数量×購入単価)の低下(同1.3%低下)を補う形となった。12年夏および冬の賞与が前年実績を下回るなど所得環境が冴えないなか、消費者の低価格志向が客数増に結びつく一方、購入数量を控えめとする傾向が客単価の低下につながったようだ。客数の伸びには、自社開発のお買い得商品「ワッツセレクト」の強化も貢献している。会社側は前期の「ワッツセレクト」の品目数増加が店舗での面展開による効果的な訴求を可能とし、販売増につながったとしており、今期末200品目(前期末実績は142品目)、売上構成比9~10%(前期実績は6.5%)を目標に注力を継続し、全店舗において重点販売を実施する方針。今期1Q3カ月では4品目増加し、構成比は6.9%に上昇した。会社側の直営既存店売上高の通期見通しは前期比横ばいであり、1Qの実績はほぼ想定に沿った推移と評価できよう。2Qに入り12月単月の実績は前年同月比0.7%減となった(客数が同0.7%増、客単価が同1.1%低下)。

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