セプテーニ・ホールディングス(4293・JASDAQスタンダード)

2013/01/17

成長分野に積極投資を行うインターネット広告代理店
ベーシックレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 成川 寛・藤根 靖晃

好調な主力事業に続き、メディアコンテンツ事業が拡大
ネットマーケティングを主とするインターネット広告代理店。(1)企業向けにインターネット広告販売、サイト構築・運用などのウェブソリューションの提供や、クラウド型CRM サービスの運営等を行う主力のネットマーケティング事業と、(2)音楽,占い等のデジタルコンテンツの企画・開発およびソーシャルゲームを展開するメディアコンテンツ事業を手掛ける。ソーシャルメディアの台頭を活かし、成長分野に注力する事で着実な成長を遂げている。

成長分野を通して、各事業で高収益・高成長を目指す
売上高の8割がネットマーケティング事業で、主力サービスは広告販売を中心とした包括的なマーケティング支援サービス。他方、売上高の1割を占めるメディアコンテンツ事業は、ソーシャルゲームを主力に音楽、書籍、動画、占い等のデジタルコンテンツで構成される。ネットマーケティング事業は堅調なインターネット広告需要を背景に売上高総利益率10%台後半で好調に推移し、メディアコンテンツ事業では、ソーシャルゲーム分野が成長し、売上高総利益率40%台に達した。同社は、今後ネットマーケティング事業で成長分野に集中しながら、ソーシャルゲーム市場でのポジションアップに努め、コアとなる新規事業の開発、海外市場でのビジネスモデル確立に取り組む方針。

2013 年9 月期は主力事業堅調もソーシャルゲームが未知数
同社公表の2013 年9 月期第1 四半期業績予想は、売上高が前期比 10.2%増の二桁増収も、営業利益が同45.4%減の二桁大幅減益。ネットマーケティング事業は堅調である一方、ソーシャルゲームでは、本格的な新タイトルの売上発生が第2 四半期以降となることから、メディアコンテンツ事業は営業損失となる見込み。TIW では、今期は好調な広告需要を背景に、ネットマーケティング事業が堅調と予測する一方、メディアコンテンツ事業はソーシャルゲームがヒットタイトル次第で業績が大きく変動するため、市場平均並みの成長を予想する。

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