プレステージ・インターナショナル(4290・JASDAQ スタンダード)

2012/12/27

今期は営業減益予想。拠点の増設で中長期の成長を図る
アップデートレポート
㈱QBR 小林 輝亮

上期は12%増収、7%営業増益
13年3月期上期(12年4~9月)の連結業績は、売上高が前年同期比12%増の123.8億円、営業利益が同7%増の11.9億円となった。主力のロードアシスト事業でNKSJ HD(8630)との合弁事業の開始に向けた先行費用が発生したものの、増収効果で吸収。インシュアランス事業やプロパティアシスト事業なども伸長した。ただ、為替差益の減少などから営業外損益が悪化し、純利益は同3%減の7.0億円だった。なお、同社は12年12月11日付で東証2部へ上場し、12月14日付でJASDAQ(スタンダード)への上場廃止申請を行っている。

今期の12%営業減益予想を据え置き
同社は12年4月、ロードアシスト事業の主要クライアントであるNKSJ HDとプライムアシスタンス(出資比率はNKSJ HD66.6%、同社33.4%)を設立。10月に営業を開始した。プライムアシスタンスの営業開始でNKSJ HDからの受託業務が合弁会社に移行されるため、連結ベースの業績は一時的に落ち込むが、3メガ損保の一角と安定的な関係を構築できることなどから、戦略をポジティブに評価している。 QBRの13年3月期の連結業績予想は、売上高が前期比3%増の240億円、営業利益が同12%減の23億円。上期までの進捗率は売上高が52%(前年同期実績は47%)、営業利益が52%(同42%)と前年同期よりも強めだが、プライムアシスタンスへの事業移管の影響を勘案し、現時点では前回予想を据え置くこととしたい。

来期は緩やかな営業増益に。新たなBPO拠点を開設へ
14年3月期は13年3月期QBR予想比4%の増収、同9%の営業増益を予想。ロードアシスト事業の減収が続くものの、インシュアランス事業などが伸長し、業績は緩やかに拡大するとみている。なお、同社は稼働の逼迫やBCPニーズに対応するため、山形県酒田市と富山県射水市に新たなBPO拠点の開設を発表した。今後の動向を注視したい。

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