ビットアイル(3811・JASDAQ スタンダード)

2012/12/27

稼働ラック数の着実増に加え、クラウド化で単価も向上
アップデートレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 堀部 吉胤

13/7期1Q決算は計画よりも強含みの順調なスタート
13/7期1Q(8-10月)決算は売上高40.2億円(前年同期比15.8%増)、営業利益8.0億円(同12.2%増)。前年同期に新規大口契約の契約料1 億円があった反動や2012年8月に開設した第3DCの増床棟(設置可能ラック数688ラック)の家賃発生などから営業増益率はやや低めだが、計画よりも強含みの順調なスタート。堅調なiDC(インターネットデータセンター)需要を受け、稼働ラック数が着実に拡大していることに加え、クラウド化の進展などによるラック単価の上昇も寄与している。 11月からは同DCの減価償却費の計上が始まるため、2Q累計(8-1月)の営業利益は14.0億円(同5.3%増)と低い伸び率の見込みだが、販管費の想定が保守的であり、上振れるとみられる。通期の営業利益計画33億円(前期比20.2%)もやや上振れる可能性が高いだろう。

第3DC増床、第5DC開設により高成長を持続見込み
スマートフォンの普及、大画面化によるデータの大容量化を受けた既存のソーシャルゲーム関連企業のサーバの拡張ニーズ、震災を契機にしたBCP の観点からの企業の社内サーバの移設需要の本格化などから今後も稼働ラック数は安定的に拡大しよう。クラウド化の進展、レンタルサーバ需要の拡大によりラック単価の上昇も継続見込み。新規契約の受け皿となっている当社最大の第4DC(設置可能ラック数2,378 ラック)の稼働率は80%を超えており、既にまとまった大口需要に応じられない状況。2014 年5月予定の第5DC(同1,400 ラック超)開設まで、新規需要は第3DC増床棟を中心に対応する。第5DCが黒字化する予定の15/7期には営業利益46億円を目指す。

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