システム ディ(3804・JASDAQ スタンダード)

2012/12/26

今期は回復見通し。下半期に上方修正の可能性も
アップデートレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 杉山 勝彦

2010年10月期は4Qにおける追い上げならず大幅減益
学園運営ソフトを主力とする特定業務向けパッケージソフトの開発・販売会社。12年10月期は1Q~3Qにおける業績落ち込みを4Qに取り戻す計画だったが、4Qにおける営業利益は前年同期を若干上回る程度に止まり、通期の業績を大幅に回復させる原動力にはならなかった。このため、通期業績は、下表のとおり大幅な減益を余儀なくされた。
12年10月期における大幅減益の最大の要因は、公立小中高校向けクラウド型運営コスト「スクール・エンジン」の導入が、地方自治体における財政逼迫などを背景に遅れたためで、営業活動コストが収益を圧迫した。他方、主力の学園ソリューション事業では、例年、9月~10月に盛り上がる先行導入の動きが、会社側が期待していたほどの規模にならなかったことも収益に響いた。

2013年10月期の下半期は赤字回避の可能性もある
13年10月期については、繰り延べになっていた公立小中高校向け運営ソフトの一部納入がほぼ見込める状態にあることから、会社側では、上半期(2Q累計)の業績について前年同期比大幅な増益を見込むが、下半期については前年度と同様に4Qの盛り上がりが期待できないことから赤字を予想している。しかし、専門学校向けソフトの普及が見込めること、フィットネス関連ソフトの採算が好転していること、などプラス要因も少なくない。このため、TIWでは、下半期業績に対する会社側の赤字決算予想が回避される可能性があると考えており、13年10月期の通期業績は少なくとも上半期の業績を上回ると予想する。

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