大阪工機(3173・JASDAQ スタンダード)

2012/12/26

国内切削工具失速も海外事業伸長が光る
アップデートレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 高田 悟

海外と国内東日本地域を強化
13/3期2Q累計(4-9月)の海外事業売上高は前年同期比37%増の851百万円となった。先行費用が嵩むため営業段階は赤字ながら、粗利は2割強を確保しており、今後、当社の収益の柱としての成長が期待される。10月にはインド、メキシコに現地法人を設立。これで海外は7カ国に進出。競合に先駆けての海外拡充と現地日系メーカーとの当社商流パイプ構築を図る姿勢は評価できる。国内では岐阜と岩手県北上に新拠点を開設。関西中心から、今後生産活動の活発化が見込まれる東日本地域の強化を加速。国内超硬工具市場の大幅拡大が見込めぬ中、手薄だった地域の強化は収益体質を一段と強化すると考える。

14/3期は切削工具の持ち直しにより2桁増益を予想
13/3期2Q累計の営業利益は前年同期比23%増の221百万円となった。大震災からの復興やエコカー補助金効果による自動車や製灌業界向け好調による増益が背景。但し、中小の卸し向け切削工具悪化などで2Q累計業績は当初計画を下回った。後半の自動車業界販売悪化観測などから11月21日に通期計画を下方修正。営業利益で前期並みの510百万円(従来596百万円)を目指す。TIWは円安への転換、中国問題緩和など外部環境好転と東日本での拡販などにより若干の当社修正計画上ぶれを予想。14/3期はエコカー補助金終了による自動車減産の一巡、円安による輸出回復と鉱工業生産の改善、東日本地域開拓による主力切削工具の持ち直しと海外事業伸長による大幅増収をTIWは予想。利益は増収効果と切削工具及び耐摩工具での比較的高い粗利で国内外新規拠点強化に伴う先行費用を吸収し2桁営業増益を予想する。

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