日進工具(6157・JASDAQ スタンダード)

2012/12/26

小径中心のエンドミル専業超硬工具メーカー
ベーシックレポート
㈱QBR 谷林 正行

ユーザーは自動車、電機業界が中心
工作機械に装着される切削工具の一種、超硬エンドミルの専業メーカー。6mm以下の小径品が主力。生産は国内1カ所で、販売は代理店、特約店を通じて行う。ユーザーは自動車、電機業界が中心で、各種機器類の小型化・微細化に貢献。 11年4月に工具ケースなど樹脂製品の製造・販売を手掛ける牧野工業を連結子会社化。新規事業として育成中。

財務・業績の安定度は高い
売上規模は主要な工具メーカーと比較して小さいが、有利子負債はなく自己資本比率は比較的高い水準にある。業績の安定度が高い点も特徴。

QBR では今・来期とも2 桁営業増益を予想
13年3月期上期(12年4-9月)の連結業績は、期初の営業減益の会社計画を上回り、6%増収、営業4%増益だった。小径エンドミルや特注品など好採算品が伸び、生産効率も向上したため減価償却費などのコスト増をカバーした。会社側は7%増収、営業6%増益の13年3月期通期計画を据え置いた。欧州や中国などの経済情勢、日中関係の悪化が顧客に及ぼす影響などを懸念したため。ただ、11月末時点ではこれらの影響は具体的にはみえていないとしている。 13年3月期通期のQBR連結予想は、9%増収、営業11%増益。自動車の北米、東南アジア向けの販売およびスマートフォンの伸びなどにより同社製品の需要が堅調に伸びるとみている。QBRでは14年3月期も増収・増益が続くと予想する。自動車などの生産拡大が見込まれるほか、販管費の伸びを低く押さえることができるとみて来期も2桁営業増益を想定。

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