クリップコーポレーション(4705・JASDAQ スタンダード)

2012/12/14

収益性を維持したまま生徒数を増やす施策に期待
アップデートレポート
㈱アドバンスト・リサーチ・ジャパン 山田 義久

生徒数の伸び悩みが今期業績に影響
株式会社クリップコーポレーションが10 月26 日に発表した第2 四半期決算によると、売上23.9 億円(前年同期比-1.7%)、営業利益4.3 億円(前年同期比-10.5%)の着地となり、会社予想(5 月11 日発表)の売上25.2 億円を1.3 億円下回り、営業利益5.2 億円を0.9 億円下回ったが、同社は通期予想を据え置いた。
当該業績についてARJ は、同社最大の収益ドライバーである各事業の生徒数の伸び悩みが、直近の業績に対して負の影響を与え始めた徴候と解釈している。

事業収益性優先の経営方針を堅持
同社は現時点においては、各主要事業の収益性を維持するために売上が多少犠牲になることを容認する経営方針を堅持している。よって、生徒一人あたりの売上と営業利益率は一定以上の水準に維持される一方で、不採算教室の整理・統合が進められている結果、各事業の平均生徒数に顕著な増加はみられない。
しかし、高い収益性を担保する事業体制の整備が完了し、売上拡大のため各事業の生徒数を増やす施策を同社が採りはじめた時、同社にとって新しい成長戦略が顕在化するとARJ は考えている。
同社が生徒数を増やす具体的な施策を採りはじめた場合、同社の業績予想も修正を迫られるだろう。その際には迅速に報告したい。

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