和田興産(8931・JASDAQ スタンダード)

2012/12/04

販売、用地仕入れとも概ね順調に進捗
アップデートレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 堀部 吉胤

13/2期引渡予定のマンションの契約はほぼ終了
13/2 期2Q 累計(3-8 月)決算は、売上高69.6 億円(前年同期比48.5%減)、経常利益▲1.1 億円(前年同期は13.4 億円の黒字)。小幅経常赤字となったのは、今期は主力の分譲マンションの引渡予定戸数652 戸(前期比67 戸増)のうち62%が4Q(12-2 月)に集中する予定のためであり、特にネガティブではない。
マンション販売は順調に進捗しており、今期引渡予定物件の契約は、ほぼ終了している。分譲マンションの売上総利益率は19.6%(同1.4pt 減)とリーマンショック直後に用地を仕入れた低簿価物件があった前期から低下する見込みだが、増収効果で吸収し、前期並みの営業利益を確保する計画。販売好調により販売経費が想定を下回りそうなため、営業利益は会社予想を1 億円程度上回るだろう。
近畿圏でもマンション用地の取得競争は激化しているが、個人の相続絡みなど相対取引を中心に仕入れは概ね順調に進捗している。

14/2期も粗利益率低下を引渡戸数増でカバーする見込み
14/2 期は労務費高騰による建築費の上昇を主因に分譲マンションの売上総利益率が17%程度まで低下する見込み。竣工引渡予定戸数が750 戸程度に増加する見込みであり、利益率低下を増収効果でカバーし、引続き営業利益は横ばい圏になるとみられる。足元では当期引渡予定分のうち既に約400 戸の契約が済んでいる。消費増税に伴う駆け込み需要こそ顕在化していないものの、販売に陰りは現れていない。
13/2 期は賃貸資産の入替に伴う売却損を約5 億円特損計上する見込みであり、14/2 期はこの反動で最終大幅増益となろう。

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