トランザクション(7818・JASDAQ スタンダード)

2012/12/03

12/8期計画未達も、営業体制強化により成長力は持続
アップデートレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 藤根 靖晃

12年8月期は利益面で会社計画を下回って着地
12/8期業績は、売上高では会社計画を上回ったものの、営業利益は計画の85%に留まった。カスタムメイド雑貨が18.6%増と大きく伸びたが、利益率の高い自社オリジナル雑貨が0.8%増に留まったことによる製品構成差やコスト上昇が影響した。特に猛暑対策製品が数量・価格の両面で下回り、損益に大きく影響を与えた。本年2月以降の円安、中国の人件費上昇によるコスト増なども利益率の低下に影響を与えた。しかしながら、業績数値面ではマイナス面が目立ったが、顧客業種別担当制による重点顧客の深耕や新規顧客の開拓は順調に推移したことにより、カスタムメイド雑貨では引き続き高い売上増が13/8期には見込まれている。

13年8月期計画は営業利益2割増ながら慎重姿勢が目立つ
13/8期は、カスタムメイド雑貨の拡大を見込むと同時にスマートフォン・タブレット端末関連製品の伸びを見込んで売上高は過去最高の100億円を見込んでいる。カタログ製品の価格改定、中国以外の生産国のウエイトを高めることによるコスト削減から、前年並みの売上総利益率を確保できると予想している。他方で、営業人員等の拡充によって販管理費の拡大(+153百万円)を計画しているが、費用増にもかかわらず、営業利益では2割の増益を見込んでいる。また、下期売上高計画は前年同期比4%増に留まっており、会社側の慎重姿勢が伺える。

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