クレスコ<4674>上期の営業利益は受注及び生産性改善等から大幅増益

2021/12/24

上期の営業利益は受注及び生産性改善等から大幅増益

アップデートレポート
(株)アイフィスジャパン 高田 悟


ITサービスは堅調、デジタルソリューションは売上を伸ばす

22/3期上期(4-9月)の営業利益は前年同期比47.6%増の20.2億円。前年コロナ感染拡大下での開発、営業制約等で落ち込んだ受注がデジタル変革(DX)機運の高まりもあり主要顧客を中心に回復し同9.7%増収となった。粗利益増加に加え、コロナ禍でのニューノーマル定着による生産性向上や不採算極小化等から営業利益は過去最高となった。営業利益率は9.6%へ上昇し中期経営計画目標の10%に向け前進した。セグメント別利益(全社費用を除く)は中核のITサービス事業がエンタープライズ、金融、製造のサブセグメント全てが増収となり同34.6%増の26.7億円となった。また、スタート段階のデジタルソリューション事業は利益が28百万円に留まるも、クラウドやロボティクス関連増加から同55.8%増収となり順調にトップラインを伸ばした。

上期は計画過達、豊富な受注残等から通期計画上振れを予想
2Q(7-9月)単独では大幅増収となり、増収に伴う粗利益の増加や、受注環境好転、不採算極小化等による粗利益率の改善、子会社収益力の底上げ等から前年同期比29.6%営業増益となり営業利益率は10.9まで上昇した。2Qに業績は一段と強まり、上期は期初の当社計画を営業利益で2.97億円上回って着地した。この結果、上期の通期営業利益計画に対する進捗率は52.4%となった。良好な計画遂行にも関わらず22/3期の当社計画は期初予想が据え置かれている。上期の受注高が過去最高水準となり2Qの受注残高が同34.4%増の86.67億円と豊富なこと、適切な受注活動等により不採算発生の抑制が確り図られていることなどから通期着地は計画を上回る公算が大きいと筆者はみている。

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