クレスコ<4674>受注は改善傾向、1Qは大幅営業増益、好スタートを切る

2021/09/24

受注は改善傾向、1Qは大幅営業増益、好スタートを切る

アップデートレポート
(株)アイフィスジャパン 高田 悟


受注増と生産性改善等から1Qの営業利益率は大きく改善

22/3期1Q(4-6月)の営業利益は前年同期比87.4%増の7.99億円。コロナ感染拡大当初に急失速した顧客のIT投資計画が順調に回復し、主要顧客中心に受注が改善したことから同5.0%増収となった。加えて、コロナ禍でのニューノーマル定着による生産性向上等から大幅増益となり、営業利益率は8.1%(前年同期4.5%)へ大きく改善。セグメント別の利益(全社費用を除く)は中核のITサービスが同52.7%増の11.36億円となった。コロナ影響を強く受けた運輸、人材派遣分野の受注回復、金融分野での保険向け増加、機械・エレクトロニクス分野での案件増加等が大幅増益に寄与した。一方、スタート段階のデジタルソリューションはクラウドやロボティクス関連の増加から大幅増収も人的投資から利益は同88.9%減の1百万円と大幅減益となった。

高水準の受注残等から上期は計画過達、通期も好業績を予想
1Qの受注高が前年同期比35.3%増となり、1Qの受注残高は同40.1%増の90.75億円となった。これまでで最高水準の受注残を抱えることに加え、上期(4-9月)営業利益計画17.2億円に対する1Qの遂行率が46.5%と通常2Q(7-9月)が1Qを上回る傾向を勘案すると良好なことから筆者は当社上期計画の超過達成を予想。変異株の拡がり等によりコロナ禍収束は当面難しい見込みだが、ニューノーマル定着等から当社開発・営業活動等への影響は限定的になるとみること、ワクチン接種拡大による経済正常化への期待等からIT投資の改善傾向を見込むこと、などから後半も堅調な業績展開を筆者は予想。主に、1Qの好発進等から22/3期通期も当社計画を上回る好業績を筆者は予想する。

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