ワッツ(2735・JASDAQ スタンダード)

2012/11/07

積極出店、ローコスト経営支えに増益続く見通し
アップデートレポート
㈱QBR 堀内 敏成

12年8月期は販売が堅調に推移、営業利益は13%増加
12年8月期(11年9月~12年8月)の連結業績は、売上高408億円 (11年8月期比6.7%増)、営業利益20.6億円(同13.1%増)となっ た。連結決算を採用した05年8月期以降7 期連続の営業増益である。 直営店の新規出店が120店舗(会社計画は94店舗)と順調に進展。既 存店売上高は客数の伸びが寄与して同0.5%増加。利益率の低い食品部 門の売場縮小、雑貨部門の強化などの効果から売上総利益率は同0.3ポイント改善。販管費の抑制も寄与した。前11年8月期は、東日本大 震災の発生に伴う日用雑貨のまとめ買い需要などから、既存店売上高 が10年8月期比2.8%増加。連結業績は、売上高382億円(同10.3% 増)、営業利益18.2億円(同37.1%増)と大幅増益だっただけに、続 く12年8月期も増収増益を達成したことは評価に値しよう。

慎重かつ段階的にタイなど海外事業を推進
13年8月期の連結業績についてQBRでは、ほぼ会社計画並みの、売 上高422億円(前期比4%増)、営業利益23.0億円(同12%増)を予 想。続く14年8月期は、売上高450億円(13 年8月期QBR予想比7% 増)、営業利益24.5億円(同7%増)を予想する。直営店の純増65 店 舗、既存店売上高が前の期に比べ横ばいで推移すると想定。直営店の 増加、メーカー側との原価低減の取組み、ローコストオペレーション の徹底などの効果から、増収増益が続くとみている。
国内消費市場にとり、今後予想される消費税率引き上げは基本的に はネガティブな影響をもたらすとみられるが、低価格商品への支持が 相対的に高まる可能性があるとQBRではみている。また、同社は慎重 かつ段階的にタイをはじめとする海外事業を推進している。アジア諸 国の高めの経済成長は続く見通しであり、着実な店舗網の構築は同社 の中期的な収益性成長に徐々に貢献すると予想する。

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