クレスコ<4674>22/3期はDX推進機運が高まる中、2桁営業増益を計画

2021/06/30

22/3期はDX推進機運が高まる中、2桁営業増益を計画

ベーシックレポート
(株)アイフィスジャパン 高田 悟


顧客基盤は強固、コロナ禍でも前年並みの売上、利益を確保

1988年創業の独立系IT企業。他社の追随を許さぬ技術の蓄積から、ITを支える基盤構築、製品に組込むソフトウェアの開発に強い。アプリケーション開発技術、IT基盤システム構築技術、組込み技術の3つのコア技術と先端技術の組み合わせで、顧客のビジネスニーズを満たし、ITの進化、ITプラットフォームの変化とともに着実に成長。「技術」と「品質」にこだわる「匠」の精神で顧客の信頼に応え顧客基盤は強固。技術、品質への評価は高く21/3期はコロナ禍の厳しい事業環境下で前年並みの売上高と営業利益を確保した。

21/3期は期初の混乱から営業微減益も、後半は増益基調
21/3期はコロナ感染拡大下で前半の受注は伸び悩むが、コロナ禍でのリモート開発等新たな開発・営業体制の定着やIT投資意欲の回復等から後半、受注は持ち直し前年を若干上回る売上高を確保した。特に銀行や生保のシステム開発・保守案件の増加や(株)エニシアスの新規連結などが微増収に寄与した。営業利益は受注回復、生産性改善、不採算の極小化等により3Q(10-12月)以降は増益に転じたが、期初の急速なテレワーク移行等による生産性悪化や費用増等が響き微減益。純利益は投資有価証券売却益等により7期連続で最高益となった。

長期ビジョンを発表、30年度に売上高1,000億円企業に挑戦
4月から10年間の長期経営ビジョンをスタート。デジタル変革(DX)という事業機会を着実に取込み、更に飛躍を果たし30年度に売上高1,000億円に挑戦。21年度から23年度までを変革のステップとし中期経営計画を策定。コアビジネス(ITサービス)推進のためのビジネスの土台を強化しつつ、新たなビジネスの柱を生み出すための重点戦略(デジタルソリューションの強化等)に取組み先ずは23年度に500億円の売上高確保を目指す。初年度の22/3期はコロナ禍でむしろDX推進の機運が高まる中、受注回復により2桁営業増益を当社は計画。

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