ケアサービス<2425>攻めの姿勢を強化、今期は2期連続の営業増益を予想

2021/06/11

攻めの姿勢を強化、今期は2期連続の営業増益を予想

ベーシックレポート
(株)QUICK 豊田 博幸

介護の始まりから終わりまでの一貫したサービスを提供
ケアサービスの代表的なサービスを挙げると、居宅介護支援、デイサービス、訪問入浴、訪問介護、訪問看護、クリーンサービス、エンゼルケアなど。介護における始まりから終わりまでを手掛けている。顧客からの信頼が高まり、要請を基にサービスを拡充。徐々に業容を拡大してきた。顧客サービスの拡充や、従業員の待遇改善など事業基盤の整備を優先して進めてきたため、同社の売上高営業利益率は同業他社と比べ、決して高い水準ではないが、財務健全性や安全性を示す自己資本比率をみると、同業の中では上位に位置する。

21/3期通期は4%減収、営業利益は2.5倍
21/3期通期の連結業績は、売上高が前期比4.1%減の86億86百万円、営業利益が同2.5倍の3億4百万円。事業別に売上高をみると、主力の在宅介護サービス事業は同0.6%減だったが、シニア向け総合サービス事業は湯灌などの引き合いが強く、同5.6%増と健闘した。利益面では店舗のドミナント化などによる効率性の向上などが寄与し売上総利益率が20/3期12.1%→21/3期13.1%に改善。全社的なコスト低減も奏功し販管費は前期比13.7%減り、営業利益は増加した。

攻めの姿勢を強化し、来期以降も増収増益を予想
QUICK企業価値研究所による今22/3期の連結業績予想は、売上高が93億円(前期比7%増)、営業利益は3億75百万円(同23%増)とする。営業増益は2期連続の見通し。続く23/3期の連結業績予想は、売上高が前期比4%増の97億円、営業利益が同23%増の4億60百万円とする。主力の在宅介護サービス事業はデイサービスの堅調な回復や、訪問入浴の好調が貢献。総合シニア向け事業は湯灌の引き合いの強さや、中国ビジネスが貢献しよう。
21/3期は新型コロナウイルスによる影響があったものの、財務基盤の構築などが進展。今22/3期以降は攻めの姿勢を強化することを表明。新規事業の創出やM&Aなども視野に入れている。

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