サムティ(3244・JASDAQ スタンダード)

2012/11/01

1 3 / 1 1 期から開発利益が本格回復へ
アップデートレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 堀部 吉胤

3Q 決算に大きなイベントはなかった
12/11 期3Q 累計(12-8 月)決算は、売上高78.6 億円(前年同期比25.5%減)、営業利益13.5 億円(同37.8%減)。再生流動化事業(短期の買取再販)における物件売却の遅れから大幅減収減益。3Q(6-8 月)だけでは物件売却がなく、営業利益は2.8 億円(同62.9%減)にとどまり、経常利益段階では▲1.1 億円(前年同期は3.9 億円)と若干の赤字になった。通期の会社業績予想はひとまず据え置かれたが、進捗率は売上高、営業利益とも39%と非常に低く、計画達成は困難な情勢。ただし、大型商業施設3 物件をはじめ売却交渉中の案件が豊富なことなどから大幅な計画未達は回避できよう。今期は安定収益の賃貸収益の反転拡大を目指し、140 億円の固定資産の取得を計画していたが、市場への収益不動産の放出が少ない中、物件取得競争が激化し、計画の半分以下にとどまりそうな状況。

13/11 期は投資用マンション分譲が急回復へ
12/11 期は投資用マンション分譲が回復過程における踊り場となる見通しだが、13/11 期はファンド等への1 棟売りも含め計上戸数が600戸程度(12/11 期は245 戸の予想)に急増する見通し。収益機会が減少している短期の買取再販の転売益を開発利益が逆転すると予想する。不動産賃貸事業も固定資産の着実な積み増しにより反転に向かおう。14/11 期の投資用マンション分譲の計上戸数はさらに増加見通しであり、業績は緩やかに回復しよう。

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