VTホールディングス(7593・JASDAQ スタンダード)

2012/10/25

上期やや下ぶれ懸念も通期計画に変更無し
アップデートレポート
㈱アドバンスト・リサーチ・ジャパン 遠藤 功治

既存の日産系販社が上期やや苦戦
当社の上期計画は売上高570 億円(前年同期比31%増)、営業利益35 億円(同21%増)であるが、それぞれやや下振れ懸念があり、売上高で10 億円程度、営業利益では2-3 億円程度の計画未達となる可能性がある。これは今上期に補助金効果で活況を呈した国内新車市場に於いて、補助金対象車が少なかった日産の販売が低迷、既存の日産系販社(長野・静岡・三河)の収益が伸び悩んだと思われること、また中古車収益も、昨年上期の反動による中古車相場の大幅な反落で、大きく悪化したと思われるからである。従来からの販売効率の改善や、絶好調なホンダ系列の販社からの貢献などもあるが、上期全体としてはやや物足りない業績が予想される。但し、下期から日産の新車攻勢が始まることで、通期決算の見方には、大きな変更はない模様である。

新規合併販社は収益改善著しい
今年3 月にM&A により買収した新規2 販社(埼玉・英国)の収益改善は顕著。特に日産サティオ埼玉は、昨年までの赤字体質から大きく変身し、今上期で全国123 社の日産系販社のうち、営業利益率で長野に次ぐ2 位にまで躍進、既存の日産系販社が収益を落としている中、当初想定した以上の利益寄与でこれを補っている模様。改めて、当社の販社改善の手法が成功、著しい結果を出していることを、市場に印象づけることとなろう。通期での連結収益上乗せ効果も、期初予想の2倍近い数値になる可能性も出てきたと考える。

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