白銅<7637>半導体関連の需要増を考慮し当研究所予想を上方修正

2021/03/16

半導体関連の需要増を考慮し当研究所予想を上方修正

アップデートレポート
(株)QUICK 中村 宏司

3Q累計は在庫評価影響の好転で6%営業増益
21/3期3Q累計の連結業績は、売上高が前年同期比9.8%減の27,798百万円、営業利益が同6.4%増の1,187百万円。上期を中心に新型コロナウイルス感染症の影響等による製造業の設備投資の大幅な減少を受け減収となった。ただ、原材料市況の変動に伴う在庫評価影響の好転により営業増益となった。在庫評価影響を除く営業利益は、前年同期比で8.2%減になると同社では試算している。主要需要産業の動向をみると、半導体製造装置業界は、5G関連やデータセンター向けに需要拡大が続いている。FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置業界はテレビやパソコン向けの需要が堅調で、設備投資に底打ち感が出てきたが、航空機業界、自動車業界等は設備投資が減少した状況が継続した。

21/3期通期は15%営業増益へ。22/3期も増益を予想
QUICK企業価値研究所では、21/3期通期の連結業績について、売上高を38,000百万円→39,000百万円(前期比7%減)、営業利益を1,450百万円→1,910百万円(同15%増)と従来予想を上方修正した。3Q以降の情報通信技術の用途拡大に伴う半導体需要の増加を背景に半導体製造装置市場の拡大および原材料市況の上昇に伴う在庫評価影響の好転などを考慮した。22/3期も売上高を42,000百万円→44,000百万円(前期比13%増)、営業利益を1,800百万円→2,150百万円(同13%増)と従来予想を上方修正した。半導体製造装置業界の需要増に加えFPD製造装置業界や工作機械業界等の需要回復で増収増益を予想する。

 

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