三栄コーポレーション<8119>21/3期3Qの業績は回復。当研究所の業績予想を増額

2021/03/16

21/3期3Qの業績は回復。当研究所の業績予想を増額

アップデートレポート
(株)QUICK 堀内 敏成

21/3期3Q累計では営業赤字も3Qにかけ改善傾向
21/3期3Q累計の連結業績は、売上高が236.5億円(前年同期比25.4%減)、営業損益が6.3億円の赤字(前年同期は11.9億円の黒字)となった。新型コロナの世界的感染拡大に伴う個人消費の大幅な落ち込みなどの影響で、売上高は大幅に減少。固定費負担などで営業損益以下、大幅な赤字となった。
しかし、3Q3カ月は、売上高が93.7億円(同13.0%減)、営業利益が1.8億円(同68.5%減)となり、営業損益は3四半期ぶりに黒字に転換。「巣ごもり需要」の増加などを背景に家具家庭用品事業や家電事業の営業損益が1Qおよび2Qとの対比で改善。これらを踏まえ会社側は、21/3期通期の連結業績見通しを上方修正した。

当研究所の21/3期、22/3期の予想を上方修正
企業価値研究所でも、21/3期および22/3期の連結業績予想を下表の通り上方修正する。22年にかけては、主要国政府による景気浮揚策が継続するほか、新型コロナのワクチン接種も進展し、世界景気は回復に向かう見通し。こうした経営環境の改善が同社の業績改善を後押ししよう。
また、新型コロナの感染が拡大する以前に同社は、コスト構造改革、新しいブランドや販路の開発・強化などの先行投資、ブランド事業の立て直しなどに注力してきた。これらビジネスモデル再構築の取り組みは、「アフターコロナ」の社会変化の中にあっても、引き続き同社の収益改善に貢献しよう。直近の取り組みでは、「Our EARTH Project」など環境重視の展開に注目したい。

 

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