ファーマライズホールディングス(2796・JASDAQ スタンダード)

2012/10/25

1Q低調なスタートだが、QBR予想を据え置く
アップデートレポート
㈱QBR 真下 弘司

1Qの連結営業利益は22%減、既存店が苦戦
13年5月期第1四半期(12年6~8月、以下1Q)の連結業績は、売上高が前年同期比5%増の75億円、営業利益は同22%減の3.1億円となった。競争激化や12年4月の調剤報酬・薬価改定の影響で既存店が苦戦、販管費の増加もあり減益に。12年8月末のグループ調剤薬局は、期初から3店舗増加の176店舗(直営174店舗、フランチャイズ店2店舗)。開局から12カ月以上が経過し前年同期との比較が可能な既存店159店舗合計の売上高は、同0.7%減の66億円。薬価引き下げや単価の安い後発品が伸長する中で処方せん単価は前年同期をわずかに上回ったが、処方せん枚数の減少が響いた。

今期9%増益のQBR予想を据え置く
QBR 予想の13年5月期通期の連結業績は、売上高が前期比7%増の 318億円(会社計画は317億円)、営業利益は同9%増の18億円(同17.8 億円)。1Qの業績は、QBRの想定を下回る低調なスタートになったが、前回予想を据え置く(会社計画も変更なし)。新規出店は会社計画と同じ11店舗(年間売上高1.5億円程度の店舗を想定)を見込んだ。当初計画に織り込んでいなかった新世薬品の完全子会社化や新規店舗の取得などを発表したが、業績への影響は精査中としている。会社側の公表後に改めて業績予想を見直したい。続く14年5月期は、売上高が13年5月期 QBR予想比8%増の342億円、営業利益は同11%増の20億円を予想する。調剤報酬点数の高い地域医療の推進などで収益構造が改善、年10店舗程度の新規出店(年間売上高1.5億円程度の店舗を想定)を前提に増益基調が続くと予想する。なお、M&A(合併・買収)に関しては会社計画・QBR予想とも織り込んでいない。

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