アサンテ<6073>コロナ感染再拡大により事業環境は再び不透明に

2021/01/28

コロナ感染再拡大により事業環境は再び不透明に

アップデートレポート
㈱アイフィスジャパン 堀部 吉胤

コロナの感染再拡大を受け月次売上高の回復基調に腰折れ感
月次売上高の開示により判明している21/3期3Q累計(4-12月)の単体売上高は102.9億円(前年同期比9.8%減)。3Q(10-12月)は30.8億円(同3.1%減)。昨年4~5月に緊急事態宣言を受け新規の訪問営業を自粛したが、6月から全営業拠点で新規の訪問営業を再開。月次売上高は波がありながらも回復基調だったが、昨年11月からのコロナの感染急拡大を受け、11月、12月の売上高の落込みがやや大きくなった。1月には11都府県で緊急事態宣言が再発令されている。今回は新規の訪問営業の自粛はしないものの、営業活動は制限を受けざるをえないだろう。ただし、2Q累計(4-9月)業績は会社予想を売上高で1.6億円、経常利益で2.2億円上回り貯金があるため、通期の会社利益予想は概ねクリアできるとみる。

相続に伴う創業家の株式売出の約7割を自社株買いで吸収
昨年11月20日にオーバーアロットメントを含め250万株の株式売出と、その約7割に相当する177万株を上限とする大規模な自社株買いを発表。株式の売出人は創業家の資産管理会社のムネマサ。昨年2月の創業社長の逝去に伴う相続人の相続税納付のための売出で、ムネマサの保有株式の3分の2を売出すことになった。自社株買いの目的は、売出による株式需給悪化の緩和と資本効率の向上。
22/3期業績は昨年4~5月の繁忙期に売上高が大きく落ち込んだ反動、昨年7月に買収したハートフルホームの通期寄与により増収が見込めるほか、買収関連費用の剥落から増収増益となろう。コロナの感染拡大による不透明感の高まりから前回より保守的に予想した。

 

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