沢井製薬<4555>新型コロナの影響で1Qは落ち込んだが、2Qは回復

2020/12/25

新型コロナの影響で1Qは落ち込んだが、2Qは回復

アップデートレポート
(株)QUICK 真下 弘司

上期は売上収益横ばい、8%営業減益
21/3期上期の連結業績(IFRS)は、売上収益が前年同期比横ばいの902億円(会社計画は960億円)、営業利益は同8%減の140億円(同134億円)。セグメント別にみると日本は売上収益が同横ばいの721億円、営業利益は同3%減の134億円。国内薬価改定や新型コロナの影響で既存品は落ち込んだが、新製品が伸長。原価率の悪化等から減益。米国は売上収益が同2%減の181億円、営業利益は同58%減の6.2億円。新製品は伸長したが、既存品が落ち込み減収。販管費の増加もあり大幅な減益。四半期別にみると1Qは7%減収、23%営業減益。2Qは7%増収、12%営業増益。新型コロナの影響等から1Qは落ち込んだが、国内新製品が好調に推移し2Qは回復。

会社計画・当研究所予想とも変更なし
QUICK企業価値研究所予想の21/3期の連結業績は、売上収益が前期比10%増の2004億円(会社計画2002億円)、営業利益は同横ばいの268億円(同269億円)。上期の業績は、売上収益は低調に推移したが、利益は順調に推移。新型コロナや21年4月に予定されている薬価改定の影響等が不透明のため前回予想を据え置く(会社計画も変更なし)。新製品の伸長から増収を見込むが、研究開発費の大幅な増加で営業利益は前期並みを予想。
続く22/3期の連結業績は、売上収益が前期比5%増の2102億円、営業利益は同2%増の274億円を予想する。21年4月の薬価改定(20年4月と同水準を想定)の影響は懸念されるが、数量ベースでの安定した成長と米国の収益回復を見込み増収・増益を予想する。

 

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