クレスコ<4674>上期は1Qの急悪化が響き2桁営業減益も2Qに持ち直す

2020/12/18

上期は1Qの急悪化が響き2桁営業減益も2Qに持ち直す

アップデートレポート
㈱アイフィスジャパン 高田 悟

コロナ禍の混乱が少し落ち着き2Qの営業利益率は大幅に改善
21/3期上期(4-9月)の営業利益は前年同期比20.8%減の13.6億円となった。新型コロナ禍、対面営業の制限、既存及び新規プロジェクトの中止・中断・延期、受注単価引き下げ要請等が発生し売上が伸びぬ中、開発現場での待機要員の発生や急激なテレワーク移行に伴う生産性の低下などから外注費、人件費が増加し、更にはグループ会社で不採算が発生したことなどから2桁減益。ただし、2Q(7-9月)のみではテレワークの定着などコロナ禍の混乱が少し落ち着き営業利益は1Qの同44.6%減益から同1.6%減益と前年同期並みへ回復、1Qに4.5%まで悪化した営業利益率も9.6%まで改善。なお、上期の主要事業のセグメント利益はソフトウェア開発が同17.1%減、組込型ソフトウェア開発が同18.6%減となった。コロナ影響を強く受けともに2桁減益。

当社は計画を据え置き、21/3期は前年度並みの着地を見込む
上期着地は概ね期初の計画線。金融市場堅調等から経常利益以降は計画上振れ。また、上期末の受注残高は金融堅調の一方で旅行、空輸、不動資産関連等が厳しく前年同期の96.7%に留まる。当社はコロナ収束が見えぬ中、下期(10-3月)の受注環境は期初想定より厳しいと仮定しつつも中間時点で期初の通期予想を据え置く。下期は生産性向上、コスト削減、不採算極小化に注力し前年度並みを見込む通期計画をやり抜く。とともに、ウィズコロナ禍に即した新たな需要も見込める中、来期に向けた営業を確り進める。なお、1Q決算が厳しく当社計画下振れを予想していた筆者通期売上・営業利益予想は2Qの改善、新規連結(株)エニシアスの貢献などを勘案し当社計画並みへ引き上げた。

 

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