エイジア<2352>CMS提供会社を傘下に。シナジー効果に期待

2020/12/18

CMS提供会社を傘下に。シナジー効果に期待

アップデートレポート
(株)QUICK 前田 俊明

上期は4%増収、15%営業減益、EBITDAは4%減
21/3期上期の連結業績は売上高が前年同期比4%増の9.2億円、営業利益は同15%減の1.5億円。コンサルティング事業の体制変更により人件費が増加したほか、案件獲得に向け2Qから戦略的に広告宣伝費を増やした。M&A(合併・買収)関連のアドバイザリーフィーとして支払報酬等が増加、新型コロナ感染症拡大への対応で在宅勤務を推進するためノートパソコンを大量購入し備品費もかさんだ。増収効果では吸収し切れず2桁営業減益となった。同社が重視するEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費+株式報酬費用)は同4%減の2.0億円だった。

中計ではM&Aを通じた新規事業の創出に取り組む
同社は今年度からスタートした3カ年の中期経営計画でM&Aを通じた新規事業の創出に取り組んでいる。同社はSaaS型クラウドCMS製品の提供、Webデザイン・運用を手掛けるコネクティの持株会社であるCONNECTYHOLDING(以下CHD)と資本業務提携。CHDの株式(議決権の66.7%)を取得し、子会社化した(20年10月15日付)。コネクティとのシナジー効果を引き出すため、新製品開発や販売で協力するほか、成長資金を提供しコネクティの成長を支援する。

21/3期は25%増収、EBITDAは4%増を予想
21/3期通期の連結業績について会社側は売上高23.4億円(前期比24%増)、EBITDA5.3億円(同3%増)を見込む。CHDは下期に売上高3.5億円、EBITDA43百万円を見込む。なお、CHDの子会社化に伴い発生するのれん償却期間やコネクティの持つソフトウェア資産の計上基準など、20年10月以降に生じる償却費の試算額を監査法人と協議中であるとして、営業利益以下の利益項目は未定とした。
企業価値研究所は売上高23.5億円(同25%増)、EBITDA5.3億円(同4%増)とほぼ会社計画並みを見込む。CHDののれん償却費などは明確ではないが、営業利益にも若干貢献すると想定し、営業利益は4.1億円(同11%減)を予想する。

 

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