ユビキタスAIコーポレーション<3858>新型コロナの影響等で今期184百万円の営業赤字予想

2020/12/09

新型コロナの影響等で今期184百万円の営業赤字予想

アップデートレポート
(株)QUICK 山藤 秀明

自動車関連低迷で上期は212百万円の営業赤字
21/3期上期の営業損益は212百万円の赤字だった。赤字額は前年同期比で172百万円膨らんだ。新型コロナウイルス感染症拡大による自動車生産台数の減少で自動車関連向けが落ち込み、売上高は27%減。一方で研究開発費や人件費の増加で販売管理費は横ばいにとどまった。ただ、夏場以降は自動車生産が回復し、直近2Q(20年7~9月)の業績は1Q(同4~6月)に比べて改善した。
会社側は21/3期通期の業績予想を現時点で据え置いている。同感染症の再拡大で合理的に業績予想を算定するのは困難な状況であり、3Q(同10~12月)の業績結果などを勘案し必要に応じて対応する方針。

自動車生産回復で下期業績は 回復へ向かう見込み
QUICK企業価値研究所は今21/3期の連結業績について売上高は前期比13%減の2030百万円、営業損益は184百万円の赤字を予想する。売上高は310百万円減額、営業損益は21百万円の黒字から205百万円減額し赤字見込みになった。上期業績が予想以上に新型コロナウイルス感染症の影響を受けたうえ、研究開発費も想定より増加した。ただ、自動車生産が既に回復傾向なため、下期業績も回復に向かうとみている。
来22/3期の営業損益は144百万円の黒字を予想。今期予想比で328百万円改善する見込み。新型コロナウイルス感染症は徐々に収束に向かうと想定。自動車生産台数の増加によるロイヤルティ売上の増加、そして幅広い分野で新規案件の再開も進み契約一時金収入の回復も期待される。のれん償却の軽減もあり営業利益の水準は高まりそうだ。

 

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