ウチダエスコ(4699・JASDAQ スタンダード)

2012/10/16

IT利用環境の変化を追い風に、収益は拡大局面へ
アップデートレポート
㈱QBR 清水 康之

12/7期は売り上げ復調だが、増加した外注費が利益抑える
前期、12年7月期通期(11年7月21日~12年7月20日)の連結業績は、売上高が11年7月期比9.1%増の122.1億円、営業利益が同13.0%減の6.0億円。営業活動強化により3事業全てが復調、増収を達成したものの、想定を上回って大幅に増加した外注費が利益を圧迫、2桁の営業減益だった。大型案件の稼働時期が重なったことなどが響いた。なお、純利益は、税制改正に伴い繰延税金資産を一部取り崩した影響で税金費用が増加し、同25.7%減の3.0億円だった。

13/7期・14/7期は営業最高益の更新が続くと予想
QBR では、13年7月期通期の連結業績について売上高127.0億円(前期比4%増)、営業利益8.0億円(同34%増)を予想。続く、14年7月期の連結業績についてQBRは、売上高137.0億円(13年7月期QBR予想比8%増)、営業利益9.0億円(同13%増)を予想する。学校市場向けICT案件の増加や、クラウドコンピューティングの普及などに伴い、主力の「フィールドサポート事業」が収益を牽引。採算管理の徹底などにより利益率も改善し、営業利益は、過去最高益だった10年7月期の7.1億円を更新するとみる。

ビジネス機会広がり、8次にわたる中計の取り組みが結実
クラウドコンピューティングなどに伴うIT利用環境の変化は、顧客のネットワーク基盤を高度化させ、顧客自身での運用を困難にする一方、ネットワーク構築や運用・保守を得意とし特定のメーカーに縛られないマルチベンダー保守ができる同社にとってはビジネスチャンスが広がっている。8次にわたる中期経営計画での取り組みで、営業力や技術力は強化され、収益力も改善してきた。今後、拡大する需要の取り込みで、収益は本格的な拡大局面を迎えるとみる。

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