マックハウス<7603>上期は赤字、通期も赤字予想だが月次売上高は改善基調

2020/11/10

上期は赤字、通期も赤字予想だが月次売上高は改善基調

アップデートレポート
(株)QUICK 佐久間 聰

上期は31%減収、営業赤字7.4億円。赤字幅は概ね計画線
今21/2期上期の単独業績は、売上高が前年同期比31%減の92.6億円、営業損益が7.4億円の赤字(前年同期は5.4億円の赤字)。新型コロナウイルス感染症の影響で客足が大幅に減少したことを主因に売上高が大きく落ち込んだ。売上総利益率は商品在庫の減少やチラシ削減などで値引き販売が減少したことから改善したが、減収の影響を補えず売上総利益も落ち込んだ。チラシの削減や営業時間短縮による勤務シフト調整など人件費減に取り組んだが、営業赤字幅は前年同期より大きくなった。ただし、会社側が7月10日に公表した従来予想(営業損益7.2億円の赤字)と比較すると営業損益の赤字幅は概ね計画線。

今期通期は営業赤字9.8億円の従来予想を据え置く
会社側は、今21/2期通期の単独業績予想について、7月10日に発表した従来予想を据え置いた。通期の売上高は前期比16%減の214.5億円、営業損益は9.8億円の赤字(前期は13.6億円の赤字)を見込む。
通期予想と上期実績から逆算した今期下期の業績見通しについては、売上高は前年同期比微減の121.9億円、営業損益は2.3億円の赤字(前年同期は8.2億円の赤字)を見込む計算。今期下期も営業赤字を見込む理由は、前年が暖冬で余剰となっていた商品在庫の削減(値引き販売)などを想定しているため。
QUICK企業価値研究所は、今期通期の単独業績予想について、会社側予想と同額とした従来予想を据え置く。下期に入り、9月の既存店売上高は前年同月比9.5%減だったが、10月は同7.8%増だった。気温の低下などに加え、昨年10月に実施した消費税増税の反動増も寄与したと考えられる。既存店売上高は改善基調にあり動向を見守りたい。
来期(22/2期)は新型コロナによる落ち込みの反動などから営業黒字転換を予想。新たな中期経営計画に注目したい。

 

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