ジャステック<9717>今期通期計画は下方修正も増益確保。記念配で増配へ

2020/10/28

今期通期計画は下方修正も増益確保。記念配で増配へ

アップデートレポート
(株)QUICK 佐久間 聰

3Q累計は7%増収、営業利益10%増益だが、新型コロナで3Q営業利益は社内予想下回る
20/11期3Q累計の単独業績は、売上高が前年同期比7%増の132億円、営業利益が同10%増の16.7億円だった。売上高を市場区分毎にみると、主力の金融・保険業が同9%増の59億円と伸びたほか、電力・運輸業も同20%増の19億円と伸びた。だが、会社側の予想との比較では、金融・保険業は1%下回り、電力・運輸業も21%下回っており、製造業が22%上回ったことから全体では概ね計画線(上期は予想に対して全体で3%上回っていた)。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で一部取引先の開発時期延伸および対面での受注獲得活動の自粛等で伸び悩んだ。利益面では、増収を主因に増益となった。受注高は、金融・保険業は証券などで堅調だったが空運の不振で電力・運輸業が落ち込んだため、同2%減の118.3億円。3Q末の受注残高は前年同期末比23%減の34.1億円。
一方、3Q累計から上期実績を差し引いた3Q業績は、売上高が前年同期比3%増の42億円、営業利益は同19%減の3.6億円だった。3Qの営業利益は前年同期に比べ83百万円の減益。内訳は、(1)売上高の変動による影響額が+24百万円、(2)外注比率の変動による影響額が+2百万円、(3)社内開発分の原価率の変動による影響額が-80百万円、(4)外注分の原価率の変動による影響額が-5百万円、(5)販売費及び一般管理費の変動による影響額が-22百万円。受注残をこなしたが、開発部門の人員など固定費の負担が響いた。
また、3Qの営業利益は社内予想値との比較でも1.6億円下回った。内訳は、(1)売上高の変動による影響額が-39百万円、(2)外注比率の変動による影響額が+7百万円、(3)社内開発分の原価率の変動による影響額が-1億円、(4)外注分の原価率の変動による影響額が-36百万円、(5)販売費及び一般管理費の変動による影響額が+10百万円、となっている。新型コロナによる受注活動停滞の影響が現れており、費用面でも、パーティーに係る費用の減少などはあったものの、協力会社を含めた人件費の負担等により全体でみると採算が悪化した。

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