アサンテ<6073>売上高の回復が鮮明になり、配当は前期水準を維持

2020/10/22

売上高の回復が鮮明になり、配当は前期水準を維持

アップデートレポート
㈱アイフィスジャパン 堀部 吉胤

売上高は予想以上に早く回復
月次開示による2Q累計(4-9月)の単体の売上高は72.1億円(前年同期比12.4%減)。最繁忙期の1Q(4-6月)の売上高は緊急事態宣言下の訪問営業自粛が響き35.0億円(同18.4%減)と落ち込んだが、2Q(7-9月)は37.0億円(同5.9%減)と9月に消費増税の駆け込み需要の反動があった中でも小幅減収にとどめた。駆け込み需要の反動の影響を除けば6月以降は概ね前年並みの売上高で推移しており、予想外に売上高の回復は早かった印象。おうち時間の増加により、消費者の自宅への関心が高まったことも一因とみられる。
1Qの営業利益は4.5億円(前年同期比47.9%減)と減収を受け大幅減益ながら、歩合給の減少で総人件費が16.1億円(同7.3%減)と抑えられたことや経費削減で、ある程度の利益水準を確保した。

来22/3期業績は急回復が見込まれる
21/3期会社業績予想は、コロナの影響を合理的に算定することが困難として1Q決算発表時でも未定とされたが、8月21日に開示された。北海道のリフォーム会社ハートフルホーム(売上高規模9億円程度)の買収に伴い2Qから連結決算に移行する。通期会社業績予想は、売上高137億円(前期比4.6%減)、営業利益13.3億円(同40.2%減)。新規連結効果により減収率は抑えられるものの、訪問営業自粛による4~5月の売上高の落込み8.2億円や買収関連費用0.7億円弱の計上などにより通期でも大幅営業減益予想。
22/3期業績は、21/3期の4~5月の売上高の落込みの反動などによる増収効果や、買収関連費用の剥落などを受け急回復が見込まれる。

 

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