三栄コーポレーション<8119>コロナ禍で業績落ち込むも、22/3期以降回復を予想

2020/10/06

コロナ禍で業績落ち込むも、22/3期以降回復を予想

ベーシックレポート
(株)QUICK 堀内 敏成

「健康と環境」をテーマに健やかで潤いのあるくらしを創造
同社は創業70年を超える生活用品の専門商社。真に優れた生活用品を提供し、「健康と環境」をテーマに健やかで潤いのあるくらしを創造するという経営ビジョンに基づき、OEM(相手先ブランドによる製造)事業とブランド事業を展開している。主力はOEM事業で、国内外の自社工場および協力工場で商品を製造。一方、ブランド事業は「ビルケンシュトック」(ドイツ製コンフォートシューズ)、「キプリング」(ベルギーのファッションバッグ)など海外のブランドや自社ブランドを運営し、小売も手掛けている。

今期は営業損益以下赤字見込むが、来22/3期は黒字転換へ
前期20/3期は、営業利益および経常利益で3期ぶりに増益を達成。家具家庭用品事業における北米向けビジネスの見直しなどの収益改善策が奏功したほか、販促費を中心とする経費全般の抑制も寄与した。
今期21/3期は、新型コロナの世界的感染拡大に伴う経済活動停滞、特に小売店舗の休業などの影響が厳しく、ブランド事業を中心に収益が落ち込んでおり、通期では営業損益以下赤字に転落する見通し。ただ、主要国は景気対策に注力しており、QUICK企業価値研究所では、世界景気は緩やかに回復に向かうと想定。同社の連結業績も、来期22/3期は営業損益以下黒字に転換すると予想する。同社はこれまで、ブランド事業を中心に収益基盤の強化に注力してきた。ブランド事業はOEM事業に比べて収益性が高く、世界経済の正常化が進展するとともに、業績回復に結びつくと当研究所では見込んでいる。

 

株式会社東京証券取引所
東証市場アナリストレポート   株式会社東京証券取引所
東京証券取引所・札幌証券取引所上場会社に対する投資家の理解を一層深めていただくことを目的に、第三者の専門家による客観的な分析を記したアナリストレポートです。
アナリストレポート・プラットフォーム(ARP)について
株式会社東京証券取引所では、証券アナリストによるアナリストレポートの発行機会が(時価総額が少額であるとの理由等から)比較的少ない上場会社の情報発信力拡充を目的として、上場会社側からの申込みにより、証券アナリストの独立性を担保した上で、当該上場会社のアナリストレポート発行がなされるよう取引所がその仕組みを支援するサービス(アナリストレポート・プラットフォーム:ARP)を行っております。本レポートはARPに基づき発行されたレポートです。投資者側の立場からみると、今まで発行される機会の少なかった上場会社のアナリストレポートが読める機会が増加することで情報拡充を図ることが可能となります。
ARPは、2010年10月に株式会社大阪証券取引所が構築し、2011年11月からは、証券会員制法人札幌証券取引所にARPを提供することで、投資家は札幌証券取引所上場会社のアナリストレポートも閲覧することができるようになりました。その後、2013年7月の東証への現物市場の統合に伴い、東証がARPの運営を行うことになりました。
<レポート種別について>
ベーシックレポート・・・会社を網羅的に紹介したレポート
アップデートレポート・・・決算にフォーカスしたレポート
リサーチノート・・・上記2種のレポート発行後に上場会社の経営に変化が発生した場合にアナリストの判断で発行するレポート


掲載するアナリストレポートは、レポートに記載されているレポート作成会社が信頼できると判断した情報に基づき記載されていますが、株式会社東京証券取引所(以下「東証」といいます。)、証券会員制法人札幌証券取引所(以下「札証」といいます。)及びレポート作成会社は、本レポートの記載内容が真実かつ正確であり、そのうちに重要な事項の記載が欠けていないことやこの資料に記載された企業の発行する有価証券の価値を保証又は承認するものではありません。本レポート及び本レポートに含まれる情報は、いかなる目的で使用される場合におきましても、投資者の判断と責任において使用されるべきものであり、本レポート及び本レポートに含まれる情報の使用による結果について、東証、札証及びレポート作成会社は何ら責任を負うものではありません。本レポート作成にあたり、レポート作成会社は本レポートの対象となる企業との面会等を通じて、当該企業より情報提供を受けておりますが、本レポートに含まれる仮説や結論は当該企業によるものではなく、レポート作成会社の分析及び評価によるものです。また、本レポートの内容はすべて作成時点のものです。その後の経営環境の変化により、状況が変わっている可能性があり、今後予告なく変更されることがあります。本レポートの利用に際しては、レポートに記載の「ディスクレーマー」を必ずご一読ください。


このページのトップへ