ファーマライズホールディングス<2796>調剤薬局事業の安定した成長等から増収・増益予想

2020/10/02

調剤薬局事業の安定した成長等から増収・増益予想

ベーシックレポート
(株)QUICK 真下 弘司

調剤薬局業界15位
調剤薬局中堅。調剤報酬額でみた業界順位は15位。調剤薬局事業のほか、物販事業(ドラッグストアやコンビニエンスストア等の運営など)、医学資料保管・管理事業(紙カルテやレントゲンフィルム等の保管・管理)、医療モール経営事業等を行っている。現在進行中の中期経営計画では調剤薬局事業の競争力強化、新規出店・M&Aによる規模の拡大を目指している。

調剤薬局事業の収益が回復、20/5期は大幅営業増益
20/5期の連結業績は、売上高が前期比1%減の510億円、営業利益は同62%増の10.3億円。不採算店舗閉鎖や天候不順、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり減収。調剤薬局事業の収益が回復し大幅な営業増益。新型コロナの影響は、全セグメントで減収要因となったが、処方の長期化(処方せん単価上昇)やマスクなど衛生関連商品の需要増加で利益への影響は限定的だった。
調剤薬局事業の業績は売上高が同横ばいの404億円、セグメント利益(全社費用等控除前営業利益)は同40%増の13.2億円。処方せん枚数は減少したが、技術料を着実に獲得し4割増益。

緊急事態宣言等は見込まず増収・増益予想
QUICK企業価値研究所予想の21/5期の連結業績は、売上高が前期比7%増の546億円、営業利益は同22%増の12.6億円。新型コロナに関しては再度の緊急事態宣言など社会的制限が実施されないことを前提に業績を予想。20年4月の診療報酬・薬価改定の影響はあるが、前期に連結子会社化したヘルシーワーク等の寄与、物販事業の黒字化等を見込み増収・増益を予想する。続く22/5期は、売上高が前期比2%増の558億円、営業利益は同14%増の14.4億円を予想。診療報酬・薬価改定の影響一巡、調剤薬局事業の安定した成長と物販事業の利益貢献等から増収・増益を予想する。

 

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