白銅<7637>新型コロナの影響で21/3期は営業減益を予想

2020/09/14

新型コロナの影響で21/3期は営業減益を予想

アップデートレポート
(株)QUICK 中村 宏司

21/3期1Qは主要需要産業の停滞で23%営業減益
21/3期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比10.5%減の9,358百万円、営業利益が同22.9%減の288百万円となった。新型コロナウイルス感染症の影響等による製造業の設備投資の大幅な減少を受け減収減益となった。標準在庫品、特注品ともに減収と苦戦した。主要需要産業の動向をみると、半導体製造装置業界は、5G関連投資が堅調だったが、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大による経済活動停滞の影響を受け、設備投資を延期する動きがみられた。同様の理由により、FPD製造装置業界、航空機業界、自動車業界等も設備投資が大幅に減少した。なお、営業利益の減少要因については、原材料市況の変動に伴う在庫評価影響もある。在庫評価影響を除く営業利益は、前年同期比で18.9%減となり、減少幅がやや縮小すると同社では試算している。

21/3期通期も営業減益へ。22/3期には増益への回復を見込む
QUICK企業価値研究所では、21/3期通期の連結業績予想について、売上高38,000百万円(前期比9%減)、営業利益1,450百万円(同13%減)の従来予想を据え置いた。1Qの業績低迷は概ね想定通りであり、今後は経済活動の再開に合わせて緩やかに回復に向かうとみている。
続く22/3期についても、売上高42,000百万円(同11%増)、営業利益1,800百万円(同24%増)の従来予想を据え置いた。新型コロナウイルスの感染拡大は21/3期下期以降、収束に向かい、22/3期には主要顧客の需要回復に合わせて増収増益への回復を見込む。

 

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