アサンテ<6073>コロナ禍でも 需要は底堅く、予想以上に売上高は健闘

2020/07/31

コロナ禍でも 需要は底堅く、予想以上に売上高は健闘

ベーシックレポート
㈱アイフィスジャパン 堀部 吉胤

全国展開を目指す白蟻防除のトップ企業
1970年創業の白蟻防除を中心とした総合ハウスメンテナンス会社。東日本から西日本などに事業エリアを拡大中で、現在24都道府県で事業展開。2003年頃から約6年続いた悪質リフォーム業者の社会問題化の影響を受け、多くの業者が破綻、事業縮小に追い込まれる中、当社は1979年から各地のJA(農協)との提携を進め堅実経営を行ってきたことにより、この厳しい時期を乗り切り、11/3期から業界トップに。売上総利益率が高く、財務内容も良好。労働集約型産業で業容拡大には人員増が重要。

最繁忙期の1Qにコロナ禍が直撃も予想以上に早く回復の兆し
20/3期業績は売上高144億円(前期比0.5%減)、営業利益22.3億円(同2.0%減)。消費増税や3月に新型コロナの影響を受けたことなどにより下期が前年同期比4.5%減収と苦戦した。
21/3期会社業績予想は新型コロナの影響が不透明として期初時点では非開示。月次開示による1Q(4-6月)の売上高は35.0億円(前年同期比18.4%減)。政府の緊急事態宣言に合わせ訪問営業を自粛したが、4~5月の落ち込みはIFISの想定ほどではなく、訪問営業をほぼ全面的に再開した6月は前年同月比2.4%増と予想以上に早く立ち直った。6月下旬から東名阪など大都市圏を中心に全国的に新型コロナの感染が再拡大しており、先行き楽観はできないものの、通期業績予想は前回のIFIS予想(損益は水面線とみていた)からは大幅上方修正した。

建築リフォーム会社の買収により北海道に進出
西日本での農協との提携の難航により支店開設は2015年4月の奈良支店以降絶えている。営業エリア拡大、提供サービス拡充のための新たな取組みとして、昨年9月に農協との提携を伴わない阪神営業所(尼崎市)を試験的に開設したほか、この7月に札幌市を拠点に建築リフォームを展開するハートフルホーム(19/3期売上高8.8億円)を買収。

 

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