エイジア<2352>新型コロナ影響などで今期は大幅営業減益予想

2020/07/22

新型コロナ影響などで今期は大幅営業減益予想

ベーシックレポート
(株)QUICK 前田 俊明

メール配信システムなどを提供
自社開発のCRM(CustomerRelationshipManagement)ソフトウェアを中心としたアプリケーションの企画・開発・販売・保守などを手掛ける。パッケージシステムを用いることで低価格・短期間での導入を可能としている。パッケージ導入版とクラウドサービスを提供する。CRMソフトウェアは「WEBCAS(ウェブキャス)」ブランドでメール配信システム「WEBCASe-mail」など各種製品を展開する。

好採算のクラウドサービスが伸び悩む見通し
同社では、新型コロナウイルス感染症の影響で新規商談の進捗に支障がでるケースがみられる。商談自体がなくなった訳ではないが、成約に時間がかかる状況としている。21/3期の連結業績について会社側は売上高19.0億円(前期比1%増)、営業利益3.3億円(同29%減)を計画。新型コロナの影響による新規受注の減少額1.3億円を織り込んでいる。好採算のクラウドサービスが伸び悩むこともあり、各種費用の増加を吸収し切れない見通し。企業価値研究所は売上高19.3億円(前期比3%増)、営業利益3.5億円(同24%減)を予想。不確実な状況下で会社側の説明は合理的と判断している。クラウドサービスは会社計画より強めにみていることから、会社計画を若干上回る予想としている。

新中計を策定。最終年度にEBITDA8.0億円を目指す
同社は21/3期を初年度とする3カ年の中期経営計画を策定。(1)既存事業の飛躍的成長(2)新規事業「もう1つの柱」づくり(3)財務戦略の最適化――を柱に据えた。数値目標として、最終年度の23/3期に売上高26億円、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費+株式報酬費用)8.0億円を計画する。EBITDAはこれまでの営業利益の増加額と利益率にかえて、重要な経営指標の1つとして採用した。

 

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