IDホールディングス<4709>今期は減収・営業減益の予想も利益率は改善する見通し

2020/07/06

今期は減収・営業減益の予想も利益率は改善する見通し

ベーシックレポート
(株)QUICK 前田 俊明

独立系の情報サービス会社。システム運営管理が主力
顧客のITシステムの運営・管理などをサポートする主力のシステム運営管理と、顧客のシステム開発をサポートするソフトウェア開発が事業の柱。独立系の情報サービス会社。銀行を中心とした金融機関が主要顧客。連結売上高に占める金融機関向けの割合は4割(20/3期)。

20/3期は24%営業増益。7期連続の営業増益
20/3期の連結営業利益は前期比24%増の20.7億円で過去最高を更新。連続営業増益は7期に伸びた。売上高は前期比微減の264億円にとどまったものの、サイバーセキュリティやDX(デジタルトランスフォーメーション)関連の高付加価値分野への技術者シフトやプロジェクト管理体制の強化など各種施策が奏功。好採算の大型ソフトウェア開発案件の一部が継続したことも寄与した。新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し4Qに特別手当の支給や賞与引当金を積み増したが吸収した。営業利益率は6.3%→7.9%に上昇した。

新型コロナの影響で案件獲得は一定程度滞るとみる
21/3期の連結業績についてQUICK企業価値研究所は売上高250億円(前期比5%減)、営業利益20億円(同4%減)を予想する。新型コロナ感染症の影響で多くの企業がリモートワークなどを取り入れている。当研究所は顧客企業のIT投資に対する意思決定は平時に比べると遅くなり、発注までの時間が長くなると想定。対面営業がしづらくなることもあり、案件獲得が一定程度滞るとみている。売上高、営業利益ともに減少する見通しだが、コスト抑制の効果などから、営業利益率は8.0%に改善する見通し。

 

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