ケアサービス<2425>新型コロナによる影響で今21/3期は減益を予想

2020/06/24

新型コロナによる影響で今21/3期は減益を予想

ベーシックレポート
(株)QUICK 豊田 博幸

介護の始まりから終わりまでの一貫したサービスを提供
ケアサービスの代表的なサービスを挙げると、居宅介護支援、デイサービス、訪問入浴、訪問介護、訪問看護、クリーンサービス、エンゼルケアなど。介護における始まりから終わりまでを手掛けている。顧客からの信頼が高まり、要請を基にサービスを拡充。徐々に業容を拡大してきた。顧客サービスの拡充や、従業員の待遇改善など事業基盤の整備を優先して進めてきたため、同社の売上高営業利益率は同業他社と比べ、決して高い水準ではないが、安全性を測る指標の1つである自己資本比率をみると、同業の中では上位に位置する。

20/3期通期は2%増収、46%営業減益
20/3期通期の連結業績は、売上高が前期比1.7%増の90億55百万円、営業利益が同45.6%減の1億22百万円。営業拠点のドミナント化などで効率性が向上した一方、台風19号による稼働日数の減少、新型コロナウイルスの感染拡大、新規採用や教育など人材投資の増加などが要因で、営業減益を余儀なくされた。純利益はサービス付き高齢者向け住宅事業の事業譲渡益(1億99百万円)計上により同2.6倍の2億42百万円となった。

新型コロナ感染拡大への対応を強化
QUICK企業価値研究所による21/3期の連結業績予想は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響などを踏まえ、売上高が85億50百万円(20/3期比6%減)、営業利益は1億円(同19%減)とする。続く22/3期の連結業績予想は、売上高が21/3期比6%増の91億円、営業利益が同4.0倍の4億円とする。新型コロナウイルスの影響がほぼ無くなると想定。主力の介護事業はデイサービスの堅調な回復や、訪問入浴の好調が貢献。エンゼルケア事業も回復しよう。
新型コロナウイルスの感染拡大に備え、グループ経営の安定化に努めるため、手元資金を確保。具体的には21/3期1Qに3銀行より合計8億円を借り入れた。

 

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