ジャステック<9717>今期1Qは順調だが、新型コロナの影響を注視

2020/04/24

今期1Qは順調だが、新型コロナの影響を注視

リサーチノート
(株)QUICK 佐久間 聰

今期1Qは12%増収、営業利益27%増益。社内予想値を上回る
20/11期1Qの単独業績は、売上高が前年同期比12%増の39.3億円、営業利益が同27%増の5.6億円、経常利益は同31%増の5.9億円だった。売上高を市場区分毎にみると、主力の金融・保険業が同9%増の16.3億円とけん引。電力・運輸業が同72%増の6.2億円、素材・建設業が同47%増の3.1億円と伸びたことも貢献した。引き続き積極的に幅広い業種からの受注獲得活動を展開し開発案件の立ち上げに注力した。
一方、利益面では、増収効果に加え、売上高原価率の改善により売上総利益は大幅に増加。販管費の増加を小幅に抑えたことで営業利益が拡大した。営業外損益は不動産投資信託やバンクローンの分配益の増加により27百万の利益となり、経常利益の押し上げ要因となった。受注高は金融・保険業などが増え同8%増の32.9億円。1Q末の受注残高は前年同期末比3%減の41.3億円。
前年同期に比べ、1Qの営業利益が1.2億円の増益となった内訳は、(1)売上高の変動による影響額が+90百万円、(2)外注比率の変動による影響額が-5百万円、(3)社内開発分の原価率の変動による影響額が+38百万円、(4)外注分の原価率の変動による影響額が+7百万円、(5)販売費及び一般管理費の変動による影響額が-11百万円、と会社側では分析している。
一方、1Q業績は会社側の社内予想値(売上高38.0億円、営業利益4.6億円、経常利益4.7億円)も上回った。1Qの営業利益が社内予想値を1.1億円上回った内訳は、(1)売上高の変動による影響額が+29百万円、(2)外注比率の変動による影響額が-3百万円、(3)社内開発分の原価率の変動による影響額が+53百万円、(4)外注分の原価率の変動による影響額が+15百万円、(5)販売費及び一般管理費の変動による影響額が+14百万円、となっている。前年同期、社内予想値に対してともに上回った主因は、(1)と(3)および(4)だが、開発プロジェクトの進捗で売上高が順調なうえ、生産性の向上による原価率の抑制も寄与した。
また、営業外損益は期初予想の15百万円の利益を見込んでいたが、実績は27百万円の利益と想定を上回った。不動産投資信託やバンクローンの分配金が予想よりも多かったため。

 

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