ウチダエスコ<4699>1人1台学習端末など、学校IT整備が今後も追い風に

2020/04/09

1人1台学習端末など、学校IT整備が今後も追い風に

アップデートレポート
㈱QUICK 原田 大輔

20/7期上期の営業利益は3倍。学校向け大型案件など貢献
20/7期上期の連結営業利益は1,014百万円(前年同期比3.0倍)だった。IT機器の導入サポートなどを手掛ける主力の「ICTサービス事業」の収益が急拡大した。同事業では、IT環境の整備が進む学校市場に向けた、タブレット端末などの販売・導入サポートが好調。大型案件の獲得があったほか、複数の案件が今上期に集中した。加えて、20年1月のWindows7サポート終了に向けたパソコン更新需要も取り込んだ。

パソコン更新需要の一巡などで、下期は厳しい業績を予想
QUICK企業価値研究所では好調な上期実績を踏まえ、20/7期通期の業績予想を上方修正し、連結営業利益で850百万円→1,300百万円(前期比59%増)とした。ただし、下期については、営業利益で前年同期比40%減と落ち込む予想。Windows7サポート終了に伴うパソコン更新需要が落ち着くほか、前期下期が学校向け大型案件の前倒し対応などで好調だった反動がでるとみる。費用面では、今後の需要拡大を見据え開設したキッティングの大規模拠点の費用が先行すると想定している。

来期は大型案件剥落で減益予想も、従来予想からは増額
 当研究所では21/7期通期の業績予想も見直し、連結営業利益で750百万円→900百万円(前期比31%減)と予想。大型案件の剥落やパソコン更新需要の一巡で営業減益となる見通しは不変だが、従来予想からは増額。文部科学省が打ち出した、児童生徒に1人1台の学習用端末を整備する「GIGAスクール構想」と、その実現に向けた補正予算が追い風となり、学校でのIT環境整備に関する需要が底上げされるとみる。

 

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