クレスコ<4674>開発体制強化、品質管理徹底などにより業績は足元堅調

2020/03/31

開発体制強化、品質管理徹底などにより業績は足元堅調

アップデートレポート
㈱アイフィスジャパン 高田 悟

3Q累計は2桁営業増益、通期営業利益計画の78.1%を遂行
20/3期3Q累計(4-12月)はソフトウェア開発事業が営業及び開発体制の強化、グループ連携の徹底などを図る中、既存大口顧客(人材、流通、運輸等)のIT投資が拡大したことや子会社での受注が増加などから前年同期比12.2%増収となった。一方、組込み型ソフトウェア開発事業もカーエレクトロニクスやデジタル情報家電分野を中心とした受注増加から同11.7%増収となった。営業利益は2事業揃っての大幅増収、ソフトウェア開発事業での収益性改善や組込み型ソフトウェア開発事業での契約条件見直しや生産性向上などにより同14.6%増となった。3Q(10-12月)のみでは不採算発生等により利益の伸びは上期までから鈍化した。それでも、好調な受注等を背景に利益は前年同期の水準を上回り、3Q累計で通期営業利益計画の78.1%を遂行した。

21/3期は新型コロナでの大きな落ち込みは避けられるとみる
3Q末の受注残は前年同期比7.1%増の69.4億円に上る。期初から受注は順調、中でもサービス事業向け拡販に加え、デジタル変革(DX)案件(特に、クラウドとAI関連)の受注が順調だ。20/3期は3Q累計の計画遂行良好、足元の受注状況好調などから当社計画を上回る着地が見込まれる。21/3期は好調な受注環境などを背景に従来は20/3期から増収、増益を筆者は見込んでいた。しかし、今般、微増収、微増益予想に下方修正。新型コロナウイルス影響で前半を中心に旅行、空輸向け等で受注悪化が懸念されるためだ。とはいえ、通信、陸運向け等で好調持続が想定されることや顧客業種が分散されていることなどからコロナ影響は予断を許さぬも大きな落ち込みは避けられるとみる。

 

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