白銅<7637>足元の需要動向を見直して当研究所予想を下方修正

2020/03/12

足元の需要動向を見直して当研究所予想を下方修正

アップデートレポート
(株)QUICK 中村 宏司

3Q累計は販売不振と在庫評価影響の悪化で41%営業減益
20/3期3Q累計の連結業績は、売上高が前年同期比11.3%減の30,805百万円、営業利益が同40.7%減の1,116百万円となった。主要需要産業である半導体製造装置業界では、世界的なメモリ価格の低下や需給の緩みを受け、設備投資が低調なまま推移し、液晶製造装置業界も同様に低調に推移した。このため、標準在庫品、特注品ともに販売重量が減少した。さらにアルミニウム地金価格の下落などに伴う販売価格の低下もあり減収減益となった。営業利益が前年同期に比べ大幅減となったのは、前年同期に利益を押し上げていた在庫評価影響の反動もある 。在庫評価影響を除く営業利益は、同24.6%減と同社では試算している。

20/3期通期は33%営業減益へ。21/3期は小幅な増益を予想
QUICK企業価値研究所では、20/3期通期の連結業績予想について、売上高を41,150百万円→40,800百万円(前期比10%減) 、営業利益を1,600百万円→1,500百万円(同33%減)と従来予想を下方修正した。新型肺炎の流行などによる影響を考慮して、4Qの需要動向を慎重に見直したことから、会社計画を下回る予想とした。前期比では、販売重量の減少や、地金価格の下落に伴う販売価格の低下により減収減益を予想する。21/3期も売上高を42,000百万円→41,500百万円(前期比2%増)、営業利益を1,700百万円→1,560百万円(同4%増)と従来予想を下方修正した。しかし、前期比では、標準在庫品の販売増により増収増益になるとの予想 は変えていない。

 

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