マックハウス<7603>暖冬で通期予想を下方修正。赤字幅は従来予想比拡大へ

2020/01/27

暖冬で通期予想を下方修正。赤字幅は従来予想比拡大へ

リサーチノート
(株)QUICK 佐久間 聰

今期3Q累計は6%減収、営業損益は8.9億円の赤字
今20/2期3Q累計(19年3~11月)の単独業績は、売上高が前年同期比6%減の196億円、営業損益が8.9億円の赤字(前年同期は3.1億円の赤字)だった。
中・低価格帯のカジュアルウェア市場は消費税増税の影響もあり、厳しい経営環境が続いている。同社は不採算店舗の閉鎖を進めており、今期3Q末の店舗数は382店舗(今期3Q累計は、出店数9店舗に対して退店数25店舗)と前期3Q末の415店舗から33店舗減少。
売り上げ面では店舗数の減少が響いた。また、今期3Q累計の既存店売上高は前年同期比1.9%減少した。既存店客単価は同5.2%減だったが、既存店客数は同3.5%増だった。滞留在庫の早期処分に加え、天候不順による季節商品の立ち上がりが遅れたことによる値引き販売の影響などもあり、既存店客単価は低下したが、既存店客数は前年同期が落ち込んだ反動もあり増加した 。
損益面では、今期3Q累計の売上総利益率は在庫処分の影響などで47.6%と前期3Q累計の52. 2%から低下した 。減収に加え、売上総利益率の低下により売上総利益は減少。店舗数の減少や販売費の削減など販管費は減少したものの補えず、営業損益は赤字。収益性が低下した店舗に係る減損損失など特別損失3.1億円を計上(前年同期は7.5億円を計上したこともあり、純損益は1 2.8億円の赤字(同179億円の赤字)となった。
3Q(19年9~11月)の単独売上高は前年同期比1 2%減の62億円、営業損益は3.6億円の赤字(前年同期は1.1億円の赤字)、純損益は4.8 億円の赤字(同10. 1億円の赤字)。3Qの既存店売上高は前年同期比5.1%減だった。既存店客数は同1.3%減、既存店客単価は同3.8 %減だった。会社側によれば、業績は概ね計画線で、厳しい環境が続くなか、不採算店舗の閉鎖、滞留在庫の削減は概ね計画通りに進展した。

 

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