三栄コーポレーション<8119>業績改善策が奏功。20/3期上期は大幅営業増益

2019/12/27

業績改善策が奏功。20/3期上期は大幅営業増益

アップデートレポート
(株)QUICK 堀内 敏成

20/3期上期は利益面で会社計画を大幅に超過
20/3期上期の連結業績は、売上高が209.4億円(前年同期比0.5%増)、営業利益が6.3億円(前年同期は29百万円)。会社側期初計画(売上高210.0億円、営業利益1.5億円)に対しては、売上高でほぼ計画並みとなり、営業利益以下では大幅に上回った。
売上高は、OEM事業が服飾雑貨事業中心に堅調に推移。ブランド事業が減収だったものの、全体で微増収を確保。売上総利益率は28.8%、前年同期から1.4ポイント改善。家具家庭用品事業における北米向けビジネスの見直しなどの収益改善策が寄与した。売上高販管費比率は25.8%、前年同期から1.5ポイント改善。開発費の計上の後ろ倒しや経費全般の抑制が進捗し、大幅な営業増益に結び付いた。

当研究所の営業利益予想を上方修正
QUICK企業価値 研究所では20/3期通期の連結業績について、上期の実績を踏まえて、下表の通り営業利益、経常利益を増額修正する。会社側も同様に小幅増額修正したが、同社が取り組む業績改善策の効果は下期も寄与すると当研究所ではみており、会社側の見通しは保守的と判断した。続く21/3期の予想も営業利益以下、増額修正する。売上高は北米事業からの一時的撤退などの影響を踏まえて小幅ながら減額するものの、営業利益以下は、同社の取り組みの奏功による採算改善効果が持続しよう。 20/3期に続き、主要国による金融・財政両面による政策サポートにより、世界景気が拡大基調を維持し、同社の業績拡大を下支えするとみている。

 

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