沢井製薬<4555>上期は日米とも順調に推移、通期計画据え置き

2019/12/24

上期は日米とも順調に推移、通期計画据え置き
アップデートレポート
(株)QUICK  真下 弘司

上期は2%増収、11%営業増益
20/3期上期の連結業績(IFRS)は、売上収益が前年同期比2%増の905億円(会社計画は901 億円)、営業利益は同11%増の153億円(同128億円)となった。セグメント別にみると日本は売上収益が同5%増の720億円、営業利益は同17%増の138億円。国内ジェネリック医薬品(後発品、以下GE)市場は18年4月に実施された後発品の使用促進策の効果で薬局市場を中心にGEの需要が伸長。同社でも17年度・18年度収載品目を中心に伸長したほか、工場再編による生産体制の見直しなど原価低減も増益に貢献。米国は売上収益が同8%減の185億円、営業利益は同26%減の15億円。新製品は伸長したが、既存品が落ち込んだ。

市場拡大により増益基調続くとの予想据え置く
QUICK企業価値研究所予想の20/3期通期の連結業績は、売上収益が前期比1%増の1866億円(会社計画は1844億円)、営業利益は同2%増の264億円(同258億円)。上期の業績は日米とも順調に推移したが、20年4月に予定されている薬価改定の影響等が不透明のため前回予想を据え置く(会社計画も変更なし)。
続く21/3期は、売上収益が前期比2%増の1912億円、営業利益は同2%増の270億円を予想する。20年4月の薬価改定の影響は懸念されるが、販売数量の増加による日本の収益回復と米国の安定した貢献を見込み増収・増益を予想する。20 年9 月の数量シェア80%達成に向けてGE 市場の拡大が続くと予想。同社はリーディングカンパニーとして市場平均を若干上回る成長を見込み増益基調続くと予想する。

 

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