イートアンド (2882・JASDAQスタンダード)

2012/08/31

1Q業績不振も一過性の面が強い、積極展開を推進
アップデートレポート
㈱ティー・アイ・ダヴリュ 藤根 靖晃

2013 年3 月期1Q 業績は、売上微増・大幅減益
13 年3 月期1Q 業績は売上高が前年同期比2.4%増に留まったことに加えて、営業利益は42.3%減と大幅減益となった。外食事業においては「大阪王将」の東北地区、九州地区の既存店が大きく前年割れとなったことが売上高に影響した。加えて、同期間の加盟店出店が前年同期と比べ、少なかったことによる加盟金の減少、広告費の増加、営業活動費の増加が利益を押し下げた。食料品販売事業においては前年同期には震災特需による売上嵩上げと営業協賛金の戻益が存在したが、その剥落により反動減となった。今回の減益要因の多くは一過性の要因や先行投資的コストであるため、中期業績への影響は少ないと考えるが、売上高の伸び率には注視したい。

中期成長に向けた積極施策が続く
本年9 月稼働予定で関東新工場を群馬県板倉町に建設を進めている。
新工場は関東・東北地方をカバーし、生産能力も外食・冷凍食品ともに大幅に拡充する。稼働によって段階的に原価率の低減が進められるとともに関西工場から配送していた一部食材を賄えることから輸送費の削減も期待される。
これまで海外では実験的にラーメン店を展開していたが、「大阪王将」の出店をアジア各国で急速に進めている。4 月に韓国(1 号店)、香港(2 号店)、8 月にタイ(1 号店)をオープン。上海(10 月)、シンガポール(11 月)、台湾(今年度中)にも出店予定。利益寄与はまだ先であるが、現地パートナーと合弁でリスクを抑えた投資になっている。

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