北の達人コーポレーション<2930>新商品の拡販で、下期は売り上げ拡大ペース加速へ

2019/12/03

新商品の拡販で、下期は売り上げ拡大ペース加速へ
アップデートレポート
(株)QUICK   原田 大輔

人気商品の発送遅延を受けた広告宣伝抑制で、2Qは低成長
20/2期上期の単独業績は、売上高が前年同期比28%増の5,055百万円、営業利益が同46%増の1,390百万円だった。前期に獲得した顧客による定期購入の寄与に加え、新規顧客の獲得により大幅増収となった。利益面では、相対的に採算の低い商品の伸長で売上総利益率が低下したが、広告宣伝費を抑制したことで販売管理費比率が改善し、大幅営業増益となった。一方、2Q3カ月の売上高は、1Qに発生した人気商品「ヒアロディープパッチ」の発送遅延の影響で先送りされた売上高の貢献を除くと、前四半期比1%増にとどまったと推計。発送遅延を受けた広告宣伝の抑制が影響し、新規顧客の獲得ペースが減速した 。

当研究所予想据え置き。集客体制の強化は着実に進捗
QUICK企業価値研究所では、20/2期通期の単独業績を、売上高で前期比32%増の11,000百万円、営業利益で同45%増の2,700百万円と予想。19年6月時点の予想を据え置く。当研究所では当初より、発送遅延の影響で先送りされた売上高の貢献を除けば、「ヒアロディープパッチ」の製造能力が高まっていなかったことなどから、売り上げ拡大ペースは大きく加速しないと想定しており、上期の進捗に大きな遅れはない 。下期については、発送遅延が緩和された「ヒアロディープパッチ」と、それに次ぐ新商品に対する広告宣伝の積極化で、上期と比べ 売上拡大ペースが加速すると想定。新商品は「ヒアロディープパッチ」と同シリーズであり、「ヒアロディープパッチ」をヒットさせた広告宣伝のノウハウを生かしやすいことから、効果的な広告宣伝が可能と考える。また 、より多くの商品に対して広告宣伝を行うための集客体制の強化も着実に進んでおり、今後は売り上げ成長ペースのさらなる加速 、持続という成果につなげられるかがポイントとなろう。

 

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